東洋テクノ

アンカー工事

グラウンドアンカーとは

グラウンドアンカーとは、作用する引張り力を適当な地盤に伝達するためのシステムで、図に示す基本要素であるグラウトによって造成するアンカー体、引張り部、アンカー頭部から構成されています。
引張り部及びアンカー頭部の部材、緊張方法等により各種工法が有ります。

アンカーは、アンカーの使用目的、供用期間、腐食環境によって永久アンカー(ランクA)と仮設アンカー(ランクB)に分類されます。

アンカーの基本要素

永久アンカー
(ランクA)
アンカーによって長期的に安定を図る永久構造物、あるいは斜面などに用いるアンカーで、腐食の恐れがある使用材料に対しては、確実な防食・防錆を行ったものです。
仮設アンカー
(ランクB)
主として建築物造成に伴う山留め壁の反力を負担するために施工されるため、安価で加工や取り扱いの容易なPC鋼より線で加工されたもので、定着はクサビ方式が多く、残置式と除去式があります。

アンカー支持方式は、引張り型(摩擦方式)、圧縮型(摩擦方式)、支圧方式、又はこれらの複合方式に分類されています。